この記事では「a o e」に続いて、介音「i u ü」の発音を取り上げます。日本では介音とは呼びませんが、中国では i u ü が介音と呼ばれる場合、 a o e の前に配列される重要な役割が強調されています!
中国では「a o e」を主母音,「i u ü」は介音として分け、介音は半母音という説明です。
「介音(かいおん・韻頭)は・・・声母(子音)と主母音の中間に位置する母音」ですので、音節の実際の配列では「i u ü」は「a o e」の主母音の前に置かれることになります。
音節は「子音+母音」の構成ですが、中国の分類では、母音の部分がさらに「介音と主母音」に分けますから、「子音 +「介音+主母音」」の構成になります。
ユーチューバーの李姉妹が「破壊と構築」と名付けて紹介した「拼读pīndú」によるレッスン方法は英語のフォニックスの中国語版のようなものです。
どちらもアルファベット表記ですがアルファベットの読み方とは違います。もちろん日本のローマ字読みとも違います。
英語圏の子供が英語を学ぶ際にフォニックスを使うように、中国人の子供たちも自分たちが普段しゃべる中国語の正しい発音のルールをピンインで学びます。